現代の男女は、恋愛対象となるお相手とどこで出会っているのでしょうか。
2024/7/16
出生動向調査によれば、18歳以上29歳までは「学校・ 幼馴なじみ」が最も多いという結果となっています。
この年代層では当然ながら学生が多く含まれるため、 こうした大学等のコミュニティが出会いの中心になっていることは 想像に難しくありません。
20歳を超えると「職場・バイト」の割合が増加し、 30歳以上ではすべての年代で構成比がもっとも高くなります。 誰もが日中の多くの時間を職場で過ごすことが多く、 そのため同僚と接する時間は長くなり、 お互いをよく知る機会が増えるわけですからこれも当然のことでし ょう。
昔に比べ割合が減少しているとは言え、 今なお職場での出会いの、 恋愛のきっかけづくりとしての役割は小さくないと言えます。
こうした中、 鈍化傾向にあるのがマッチングアプリによる出会いです。
この原因の一つは、 アプリを使いこなせる人とそうでない人がはっきりし始めたことで はないかと思います。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングによる「 マッチングアプリの動向整理」によれば、「 マッチングアプリで実際にデートした人数がゼロ」という割合が、 30代20.4%、40代にいたっては31.7% にも達しているとの結果でした。
マッチングアプリ利用によるお相手探しは、 一部の恋愛強者のものであって、 恋愛弱者による利用はハードルが高いということが想像できます。 つまりタップルの下方修正は、 先のアプリを使いこなせていない人、つまり恋愛弱者の、 マッチングアプリからの離脱の本格化を示していると言えそうです 。
またこのような、「恋愛弱者に対してサポートが可能なのは、 仲人が介在する結婚相談所だけ」となります。
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